auの障害者割引「スマイルハート割引」はいくら安い?対象者と申し込み方法を解説

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auの「スマイルハート割引」は、精神障害者保健福祉手帳も対象に含まれています。ただし割引額は現行プランで月440円が中心なので、料金全体が大きく下がる制度ではありません。

対象になるのは契約者本人だけという点も、見落としやすいポイントです。

この記事を読めば、自分の手帳区分と契約形態で対象になるか、割引額がどのくらいかを把握したうえで、申し込むかどうかを判断できます。

auのスマイルハート割引は精神障害者保健福祉手帳も対象

auスマイルハート割引の契約者本人条件と対象の手帳・受給者証を確認する図解

スマイルハート割引は、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた契約者本人が対象です。

さらに、特定疾患医療受給者証・特定疾患登録者証・特定医療費(指定難病)受給者証を持つ方も対象に含まれています。

手帳がないから対象外だと思い込んでいる方も、受給者証で対象になる可能性がありますよ。

対象になる手帳・受給者証

対象になるのは、以下の手帳・受給者証です。

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 特定疾患医療受給者証
  • 特定疾患登録者証
  • 特定医療費(指定難病)受給者証

au公式ページにも、この6種類がそのまま並んでいます。

au公式サイトのスマイルハート割引ページ。対象となるお客さまとして6種類の手帳・受給者証が並んでいる

対応機種はスマートフォン(5G・4G LTE)、iPhone、ケータイ(4G LTE)です。

被爆者健康手帳と戦傷病者手帳については、au公式ページに記載がありません。療育手帳の地域独自の呼称(愛の手帳など)がそのまま扱われるかどうかも、同じく明記されていませんでした。

割引額はいくら?対象プラン別の一覧

スマイルハート割引のプランごとの割引額。主要プランは月440円、ケータイプランは月407円、ジュニアケータイプラン等は月187円の基本料金割引

割引額は、対象プランや項目によって変わります。

対象プラン・対象項目割引額
auバリューリンク、使い放題MAX+、スマホミニプラン+、シニア・U18・U12バリュープランなど現行プラン基本料金 月440円割引
ケータイプラン407円割引
ジュニアケータイプランME/N、mamorino WatchプランN187円割引
au電話・一般電話への通話料50%割引
他社携帯電話・PHSへの通話料20%割引
SMS送信料au宛50%、他社宛20%

新規受付を終了したプラン(使い放題MAX 5G各種、ピタットプラン各種、カケホ/スーパーカケホ、LTEプラン各種)にも割引は用意されていますが、これから契約する方には関係がないため、ここでは詳細を省きます。

通話料割引には、対象外になる範囲があります。

  • かけ放題系オプション(通話定額2、通話定額ライト2、通話定額、通話定額ライト、スーパーカケホなど)に加入しているときの通話
  • データ通信料
  • 国際通話料、海外での通話料・通信料
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割引は月440円が中心なので、料金全体が大きく下がる制度ではないんですよね。

契約者本人が対象。家族名義では使えない

スマイルハート割引の対象は、あくまで契約者本人です。

家族名義でauを契約していて、手帳を持っているのが利用者本人だけという場合は対象になりません。

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家族の契約で自分が使ってるだけなんだけど、それでも割引は受けられないの?

公式の案内では、契約者本人が対象の手帳や受給者証を持っていることが条件です。契約者と利用者が違う場合は、まず自分名義の契約になっているかを確認してみてください。

なお、1名義で複数のスマイルハート割引を契約することはできません。

対象プランと新規受付終了プランの違い

現在申し込めるのは、auバリューリンクシリーズ、使い放題MAX+シリーズ、スマホミニプラン+、シニア・ユース向けプランなど、新規受付中のプランです。

すでに契約している使い放題MAX 5G各種やピタットプラン各種といった旧プランも、それぞれ割引の対象にはなっています。

これから申し込むなら、現行プランを軸に検討すれば問題ありません。

申し込み方法と必要書類

スマイルハート割引は、au style/auショップの店頭、郵送、チャット、電話(157 / 0120-977-033)から申し込めます。

本人が来店する場合に必要なのは、対象手帳の原本と本人確認書類です。ミライロIDも店舗での申し込み時に受け付けてもらえます。

代理人が来店する場合は、契約者本人の手帳に加えて、本人の署名または記名捺印のある代理人委任状と、代理人の本人確認書類を用意しましょう。

成年後見人が選任されている場合は、成年後見人本人が来店して手続きすることになります。その際は登記事項証明書も必要です。

割引は、申し込んだ月から日割りで適用されます。反対に解約・一時休止・割引の廃止をした場合は、その月の利用分までが割引の対象です。

povo2.0・UQ mobileへの乗り換えで割引はどうなる

au以外のブランドへ移る場合は、割引の扱いが変わります。

povo2.0には、スマイルハート割引がありません。auからpovo2.0へ移行する際の注意事項として、提供していない割引サービスの例にスマイルハート割引が挙げられています。

UQ mobileについては、スマホプラン向けの障害者割引の案内が見つかりませんでした。

「ハート割」という名前の割引はありますが、これはUQ WiMAX(ルーター)のプランとして案内されているもので、UQ mobileのスマホプランとは別物です。名前が似ているので、混同しないよう気をつけてください。

ただし、UQ mobileのスマホプランに障害者割引がまったくない、と断定できる公式記載までは確認できませんでした。

他の割引と併用できる?割引後の月額の考え方

スマイルハート割引の併用可否。家族割プラスやauスマートバリューは併用できる。au PAY カードお支払い割と2年契約は併用できない。割引後の月額は基本料金から440円と併用する他の割引を引いた額

スマイルハート割引を検討するときに一番知りたいのは、「結局、自分の月々の支払いがいくら下がるのか」という点ですよね。

結論から言うと、割引後の実際の月額は 「プランの基本料金 − 440円 −(併用する他の割引)」 という計算式で決まります。

スマイルハート割引は、家族割プラスなど主要な割引と重ねて適用できるためです。ただし、一部の割引とは併用できず、どちらか一方しか適用されないルールも存在します。

まずは、au公式が案内している主な割引サービスとの併用可否を整理してみましょう。

併用する割引サービス併用可否備考
家族割プラス○ 併用できる家族の対象回線数に応じて月額が割引
auスマートバリュー/auスマートバリューmine○ 併用できる対象の固定通信やルーターとのセット割
家族割®(家族間通話料・SMS送信料割引)○ 併用できる家族間の通話料やSMS送信料が割引
au→自宅割○ 併用できる登録した自宅電話への通話料が割引。100%割引対象の番号なら、au→自宅割が優先
au PAY カードお支払い割― 併用できないスマイルハート割引が優先適用
2年契約/2年契約N(新規受付終了)― 併用できないスマイルハート割引が優先適用

なお、104番号案内の通話料と番号案内料は、スマイルハート割引で無料になります。

家族割プラスやauスマートバリューを組んでいる場合、スマイルハート割引(月440円引)はその上からそのまま重ねて適用されます。

受付中の主要プラン(auバリューリンクプランや使い放題MAX+など)で家族割プラスを併用したときの割引額は、次のとおりです。

プラン家族の回線数家族割プラススマイルハート割引合計の割引額
auバリューリンクプラン、使い放題MAX+など2回線月660円引月440円引月1,100円引
auバリューリンクプラン、使い放題MAX+など3回線以上月1,210円引月440円引月1,650円引
U18バリュープラン2回線月220円引月440円引月660円引
U18バリュープラン3回線以上月550円引月440円引月990円引

なお、家族割プラスは2025年7月1日から対象が拡大され、住所の異なる家族も申し込めるようになりました。

別姓や別住所の家族と組む場合は店頭での手続きと家族関係証明書類が必要ですが(すでに家族割を組んでいる場合を除く)、離れて暮らす家族がいる場合でも割引を重ねられるチャンスが広がっています。

au PAY カードお支払い割は併用不可。プランと支払方法で下がり幅が変わる

注意が必要なのは、毎月の通信料金をau PAY カードで支払っている場合です。

現在、主要プランには「au PAY カードお支払い割」による毎月220円の割引(ケータイプランなどは月187円引)が用意されています。

しかし、au公式のルール上、「スマイルハート割引」と「au PAY カードお支払い割」は同時に併用できず、スマイルハート割引が優先適用される 取り決めです。

そのため、申し込んだときに実際に安くなる金額は、今の支払い方法やプランによって変わります。

今の支払い方法とプラン実際に下がる額
他社カード・口座振替 + 主要プラン月440円
他社カード・口座振替 + ケータイプラン月407円
他社カード・口座振替 + ジュニアケータイプラン等月187円
au PAY カード払い + 主要プラン月220円
au PAY カード払い + ケータイプラン月220円
au PAY カード払い + ジュニアケータイプランME/N、mamorino WatchプランN0円

au PAY カード払いは、元の割引(主要プラン月220円、ケータイプラン等は月187円)が外れて差額だけ下がります。ジュニアケータイプランME/Nやmamorino WatchプランNは既存と同額(月187円)で、支払額は同じです。

au PAY カード払いの人が申し込むと、「440円安くなると思っていたのに、請求書を見たら差額分しか下がっていなかった」と感じてしまうこともあります。

申し込む前に、現在の利用内訳でau PAY カードお支払い割が適用されていないか確かめておくと安心ですよ。

他社の割引と比べるときの考え方

ドコモのハーティ割引やソフトバンクのハートフレンド割引と比べたくなりますよね。

ここまで見てきたように、auでは家族割プラスなどの併用状況によって実際の請求額が大きく変わります。そのため、他社と比べるときも割引額そのものだけでなく、併用を含めた最終的な月額料金で並べてみることが大切です。

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割引額だけを比べるより、最終的な月額料金で比べたほうが判断しやすいです!

ドコモのハーティ割引には、他の割引と併用できないなどの注意点もあります。詳しく比べたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

ドコモのハーティ割引のデメリット5つ!他の割引と併用できない点に注意

格安SIMという選択肢もあわせて検討する

障害者割引の有無だけで判断すると、選択肢を狭めてしまうことがあります。

格安SIMには障害者割引を用意していない事業者も多いのですが、もともとの月額が安いため、割引後の大手キャリアより安く収まるケースもあります。

割引額そのものより、最終的な月額料金で比較する視点を持っておきましょう。

障害者割引は格安SIMで使えない!それでも大手キャリアよりお得な理由

まとめ:割引額を正しく把握してから申し込み判断をしよう

auのスマイルハート割引について、ポイントをまとめます。

  • 精神障害者保健福祉手帳も対象。指定難病などの受給者証でも使える
  • 割引は月440円程度が中心で、料金全体が大きく下がる制度ではない
  • 家族割プラスとは併用できるが、au PAY カード割とは重ねられず、プランや支払方法に応じた差額分の下がり幅になる
  • 対象は契約者本人。家族名義の回線を手帳保持者が使っているだけでは対象外
  • povo2.0にスマイルハート割引はなく、UQ mobileのスマホプランにも障害者割引の案内は見つからない
  • 割引の有無だけでなく、最終月額で他社や格安SIMと比較する

金額の桁感が分かっていれば、申し込みに行くかどうかも判断しやすくなります。まずは自分の契約が本人名義かどうかを確認するところから始めてみてください。

割引の詳細は、auのスマイルハート割引のページで確認できます。