auの障害者割引「スマイルハート割引」はいくら安い?対象者と申し込み方法を解説
auの「スマイルハート割引」は、精神障害者保健福祉手帳も対象に含まれています。ただし割引額は現行プランで月440円が中心なので、料金全体が大きく下がる制度ではありません。
対象になるのは契約者本人だけという点も、見落としやすいポイントです。
この記事を読めば、自分の手帳区分と契約形態で対象になるか、割引額がどのくらいかを把握したうえで、申し込むかどうかを判断できます。
auのスマイルハート割引は精神障害者保健福祉手帳も対象

スマイルハート割引は、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた契約者本人が対象です。
さらに、特定疾患医療受給者証・特定疾患登録者証・特定医療費(指定難病)受給者証を持つ方も対象に含まれています。
手帳がないから対象外だと思い込んでいる方も、受給者証で対象になる可能性がありますよ。
対象になる手帳・受給者証
対象になるのは、以下の手帳・受給者証です。
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 特定疾患医療受給者証
- 特定疾患登録者証
- 特定医療費(指定難病)受給者証
au公式ページにも、この6種類がそのまま並んでいます。

対応機種はスマートフォン(5G・4G LTE)、iPhone、ケータイ(4G LTE)です。
割引額はいくら?対象プラン別の一覧
割引額は、対象プランや項目によって変わります。以下は2026年7月30日時点の内容です。
| 対象プラン・対象項目 | 割引額 |
|---|---|
| auバリューリンク、使い放題MAX+、スマホミニプラン+、シニア・U18・U12バリュープランなど現行プラン | 基本料金 月440円割引 |
| ケータイプラン | 407円割引 |
| ジュニアケータイプランME/N、mamorino WatchプランN | 187円割引 |
| au電話・一般電話への通話料 | 50%割引 |
| 他社携帯電話・PHSへの通話料 | 20%割引 |
| SMS送信料 | au宛50%、他社宛20% |
新規受付を終了したプラン(使い放題MAX 5G各種、ピタットプラン各種、カケホ/スーパーカケホ、LTEプラン各種)にも割引は用意されていますが、これから契約する方には関係がないため、ここでは詳細を省きます。
契約者本人が対象。家族名義では使えない
スマイルハート割引の対象は、あくまで契約者本人です。
家族名義でauを契約していて、手帳を持っているのが利用者本人だけという場合は対象になりません。
公式の案内では、契約者本人が対象の手帳や受給者証を持っていることが条件です。契約者と利用者が違う場合は、まず自分名義の契約になっているかを確認してみてください。
なお、1名義で複数のスマイルハート割引を契約することはできません。
対象プランと新規受付終了プランの違い
現在申し込めるのは、auバリューリンクシリーズ、使い放題MAX+シリーズ、スマホミニプラン+、シニア・ユース向けプランなど、新規受付中のプランです。
すでに契約している使い放題MAX 5G各種やピタットプラン各種といった旧プランも、それぞれ割引の対象にはなっています。
これから申し込むなら、現行プランを軸に検討すれば問題ありません。
申し込み方法と必要書類
スマイルハート割引は、au style/auショップの店頭、郵送、チャット、電話(157 / 0120-977-033)から申し込めます。
本人が来店する場合に必要なのは、対象手帳の原本と本人確認書類です。ミライロIDも店舗での申し込み時に受け付けてもらえます。
代理人が来店する場合は、契約者本人の手帳に加えて、本人の署名または記名捺印のある代理人委任状と、代理人の本人確認書類を用意しましょう。
成年後見人が選任されている場合は、成年後見人本人が来店して手続きすることになります。その際は登記事項証明書も必要です。
割引は、申し込んだ月から日割りで適用されます。反対に解約・一時休止・割引の廃止をした場合は、その月の利用分までが割引の対象です。
povo2.0・UQ mobileへの乗り換えで割引はどうなる
au以外のブランドへ移る場合は、割引の扱いが変わります。
povo2.0には、スマイルハート割引がありません。auからpovo2.0へ移行する際の注意事項として、提供していない割引サービスの例にスマイルハート割引が挙げられています。
UQ mobileについては、スマホプラン向けの障害者割引の案内が見つかりませんでした。
「ハート割」という名前の割引はありますが、これはUQ WiMAX(ルーター)のプランとして案内されているもので、UQ mobileのスマホプランとは別物です。名前が似ているので、混同しないよう気をつけてください。
他社の割引と比べるときの考え方
ドコモのハーティ割引やソフトバンクのハートフレンド割引と比べたくなりますよね。
ただ、割引額だけを並べても、プランの基本料金や併用できる他の割引によって、最終的な月額料金は変わります。
ドコモのハーティ割引には、他の割引と併用できないなどの注意点もあります。詳しく比べたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

ドコモのハーティ割引のデメリット5つ!他の割引と併用できない点に注意
格安SIMという選択肢もあわせて検討する
障害者割引の有無だけで判断すると、選択肢を狭めてしまうことがあります。
格安SIMには障害者割引を用意していない事業者も多いのですが、もともとの月額が安いため、割引後の大手キャリアより安く収まるケースもあります。
割引額そのものより、最終的な月額料金で比較する視点を持っておきましょう。

障害者割引は格安SIMで使えない!それでも大手キャリアよりお得な理由
まとめ:割引額を正しく把握してから申し込み判断をしよう
auのスマイルハート割引について、ポイントをまとめます。
- 精神障害者保健福祉手帳も対象。指定難病などの受給者証でも使える
- 割引は月440円程度が中心で、料金全体が大きく下がる制度ではない
- 対象は契約者本人。家族名義の回線を手帳保持者が使っているだけでは対象外
- povo2.0にスマイルハート割引はなく、UQ mobileのスマホプランにも障害者割引の案内は見つからない
- 割引の有無だけでなく、最終月額で他社や格安SIMと比較する
金額の桁感が分かっていれば、申し込みに行くかどうかも判断しやすくなります。まずは自分の契約が本人名義かどうかを確認するところから始めてみてください。
割引の詳細はスマイルハート割引(au公式)で確認できます(2026年7月30日時点の情報をもとにしています)。