ドコモのハーティ割引のデメリット5つ!他の割引と併用できない点に注意

ドコモのハーティ割引は基本料金や音声オプションに割引が入りますが、他の割引と併用できないなど制限もあります。
申し込む前に確認しておきたいデメリット5つをまとめました。
記事を読めば「思っていた割引と違った」と後悔しにくくなるはずです。
ドコモのハーティ割引のデメリットは、思うように安くならない

ドコモのハーティ割引の最大のデメリットは「思ったより何でも安くなるわけではない」という点です。
特に、他の割引と一緒に使いにくいのがいちばん大きいデメリット。
「毎月の料金が大きくまとめて下がる」と期待してしまうと、ギャップを感じやすいので注意が必要です。
体験談:格安SIM利用中で、ハーティ割引は見送りました
個人的な話として、僕は格安SIMを使っています。
そのうえでハーティ割引も検討したのですが、僕は複数回線を持っているので「1人1回線まで」という制約がかなり面倒に感じました。
どの回線に適用するかを毎回考える必要があり、回線を切り替えるときに手続きが必要なのも不安だったんですよね。
結果として、僕はハーティ割引の申し込みは見送りました。
使える割引かどうかだけでなく、自分の回線運用と相性がいいかを先に確認しておくと、後悔しにくいと思います。
ドコモのハーティ割引のデメリット5つ

まずは、実際に申し込む前に知っておきたい注意点を5つに絞って解説します。
- 他の人気割引と重ねて使えないものが多い
- 対象外の料金プランがある
- 割引対象外の料金がかなりある
- 1人で1回線しか使えない
- 通話まわりは条件を見落としやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
他の人気割引と重ねて使えないものが多い
ハーティ割引は、以下のような人気割引と重複して使うことができません。
- dカードお支払割
- みんなドコモ割
- 子育てサポート割引
- ずっとはじめてスマホ割
すでにdカードお支払割などをしっかり活用している方は、ハーティ割引に変えても「思ったほど得しない」可能性がありますね。

対象外の料金プランがある
以下のプランはハーティ割引の対象外です。
- ドコモ mini
- irumo
- ahamo
- home 5Gプラン
もともと料金が抑えられているオンライン寄りのプランを使いたい方には、相性が悪いと言わざるを得ません。
格安プランに入りつつハーティ割引も使うのは、そもそも選べないと覚えておきましょう。
割引対象外の料金がかなりある
毎月の料金が全部下がると思いがちですが、以下の費用はハーティ割引の対象外です。
- 音声通話料
- 国際通話料
- 海外ローミング中の通話・通信料
- 各パケット定額サービスの定額料・上限額
- ケータイ補償サービスの月額料
通話をよくする方や、海外利用が多い方は割引の恩恵を実感しにくい部分があります。
1人で1回線しか使えない
ハーティ割引は、対象者本人が契約者名義または利用者登録されている回線に適用できますが、1人1回線のみです。
別の回線に適用を移したい場合は手続きが必要で、すでに別回線で適用中なら、いったん廃止して翌月から新しい回線への適用となります。
複数の回線を持っている方は、どの回線に使うかをしっかり検討してから申し込むのが重要ですね。
家族の回線と割引にも影響する
家族でドコモを利用している場合、自分だけでなく家族の回線や全体の割引にどう影響するかは気になるところでしょう。
手帳の交付を受けている本人の名義でなく、親など家族名義の回線であっても利用自体は可能です。
手帳を持つ本人を利用者として登録すれば、ハーティ割引を申し込めます。未成年のお子さんなどで親が契約者になっているご家庭でも安心ですね。
ただし、契約名義の重複には注意が必要です。公式の提供条件書によると、同一の契約者名義で使えるのは「ハーティ割引」または「子育てサポート割引」のどちらか1回線のみとなっています。
たとえば親名義で回線をまとめていて、手帳を持つお子さんが2人いる場合、親名義のままでは2回線同時に適用できません。子育てサポート割引をすでに同一名義で使っているケースでも、ハーティ割引との併用は対象外です。
また、家族向けの各種割引との関係も把握しておきたいところですね。ドコモ MAXやeximoなど現行の主なプランでは、ハーティ割引を適用した回線に「みんなドコモ割」が重複して付きません。例外は、2019年9月30日以前に申し込んだギガホ・ギガライトだけです。
ファミリー割引を組んでいる場合、基本料金への二重割引は対象外となります。ただし、ハーティ割引の契約中もファミリー割引の対象にはなるため、家族間の国内通話無料はそのまま利用可能です。
手帳を持つ本人がハーティ割引へ切り替えても、音声通話ができるプランであれば、その回線はみんなドコモ割の回線数に数えられます。残る家族の割引額は減りませんが、家族全体の割引総額は契約プランによって異なるため、事前にドコモショップで試算してもらうと安心でしょう。
通話まわりは条件を見落としやすい
音声オプションはハーティ割引によって割引され、具体的には以下のように変わります。
| オプション | 通常料金 | ハーティ割引後 |
|---|---|---|
| 5分通話無料オプション | 880円 | 無料 |
| かけ放題オプション | 1,980円 | 1,100円 |
ただし、オプション未契約の場合、家族以外への国内通話は30秒ごとに22円かかります。
さらに、はじめてスマホプランは音声オプション割引の対象外です。

メリットではない点も押さえておこう
ドコモのハーティ割引はデメリットばかりではありません。
以下の点は明確なメリットです。
- 新規契約・名義変更・機種変更・契約変更の手数料が無料
- 初期設定サポートが無料
- 104番号案内が無料
特に手数料の免除は、機種変更や名義変更をするたびに発生する出費がそのまま不要になります。長く使うほど、浮いた分が積み上がっていきますね。
実際どのくらい安くなる?公式の例で確認する
ハーティ割引の効果は、プランや他の割引との兼ね合いによって大きく変わります。
公式が示している例として、「ドコモ MAX 無制限」では以下のような変化があります。
| プラン | 通常料金 | ハーティ割引後 |
|---|---|---|
| ドコモ MAX 無制限 | 8,448円 | 6,468円 |
月あたり約2,000円近くの差になるので、対象プランに入っていて他の割引が弱い方にとってはかなり強い割引です。
制度の詳細はハーティ割引公式ページ(NTTドコモ)で確認できます。提供条件を細かく確認したい場合は提供条件書(PDF)もあわせてどうぞ。
一方で、dカードお支払割やみんなドコモ割をすでに活用している方は注意が必要です。
ハーティ割引に乗り換えることで、逆に損になるという逆転現象もありえるので。

格安SIMという選択肢も視野に入れると
ハーティ割引を使っても、正直ドコモの料金は高いです。
やはり月額4,000円以上は結構お財布にダメージですよね。
ですが、格安SIMには月額1,000円未満のプランもあります。
障害者向け割引がなくても、比較候補として有力です。
ハーティ割引にこだわらず、とにかく月額を下げたい方は、格安SIMとの比較もしてみると判断しやすくなります。
毎月の料金差を具体的に確認したい方は、格安SIMとの料金比較をまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。

障害者割引は格安SIMで使えない!それでも大手キャリアよりお得な理由
自分のプランでハーティ割引が得か損かを確認しよう
ドコモのハーティ割引が向いているかどうかは、現在のプランによって全然違います。
自分のプラン名を確認した上で、以下を整理してみてください。
- 今使っているプランはハーティ割引の対象か
- dカードお支払割やみんなドコモ割など、手放す割引の合計額はいくらか
- 音声オプションを現在使っているか
この3点を確認するだけで、「ハーティ割引にしたら得か損か」がかなり見えてきます。
計算が難しい場合は、ドコモショップのスタッフに現在の割引額を出してもらった上で比較するのがおすすめです。
ハーティ割引を含む割引の調べ方については、障害者手帳割引の探し方もあわせてどうぞ。

障害者手帳の割引はどこで調べる?公式サイト・まとめサイト・AIの使い分け方
まとめ:ハーティ割引はデメリットを理解した上で申し込もう
ドコモのハーティ割引のデメリットについて、ポイントは以下の5つです。
- dカードお支払割やみんなドコモ割など、割引との重複ができないものが多い
- irumo・ahamo・home 5Gプランなど、対象外のプランがある
- 通話料・海外ローミング・ケータイ補償などは割引対象外
- 適用できるのは1人1回線のみで、同じ契約者名義なら子育てサポート割引と合わせて1回線まで、回線を移すには手続きが必要
- 音声オプションの割引は魅力的だが、はじめてスマホプランは対象外
ハーティ割引は、使える状況かどうかの見極めが何より大切です。
他の割引がほとんどない状態で対象プランに入っている方には、非常に強い割引になります。
まずは今の月額料金の内訳を確認して、どの割引が適用されているかをチェックするところから始めてみてください。